看護師として働くうえでは、どのような能力が必要になるのでしょうか。看護師は人の命に関わる仕事のため責任が重く、求められるスキルも多岐にわたります。
一方、看護師が活躍できる現場は一つだけではありません。
目的によってさまざまなフィールドがあり、職場によって求められるスキルも異なります。そのため、自分の資質や性格、ライフスタイル合わせた働き方を選択しやすい仕事と言えるでしょう。
「今の職場は自分のスキルが活かせない」と感じる人は、部署の異動や転職の検討もおすすめです。看護師にはさまざまなスキルが必要で、求められるスキルも職場によって異なります。
しかし、どの職場でも必要になるのがコミュニケーションスキルです。看護師の仕事は一人では行えませんし、看護を提供する対象者がいます。対象者の家族と接する機会もあるでしょう。そのため、対人スキルはどのような職場でも必ず求められます。
もちろん、看護師資格を得るには看護や疾患に関する幅広い知識も必要です。ですが、勉強ができるだけでは看護師として一人前とは言えません。患者さんと良好な人間関係を築ける能力が最も大切です。
ただし、コミュニケーションスキルが高い人と社交的な人は、イコールではありません。内向的な人でもコミュニケーションスキルが高い人は多いです。患者さんに信頼される接し方がコミュニケーションのポイントであり、内向的だからと尻込みせず誠実さを意識しましょう。